やまぱんと新生銀行の近年の株価推移について

戦後の高度経済成長期が始まる以前から、日本の経済界で重要な役割を果たしてきた企業は少なくありません。1948年設立の製パン大手、山崎製パン株式会社はその1つです。同社はしばしば「山パン」(やまぱん)と略されます。東証1部に株式上場している有名企業です。ではここで、同社の近年の株価に注目しましょう。2013年後半、同社の株価は1,000円前後でした。しかし、その後はおおむね順調に上昇してゆき、2014年12月には1,500円を超えます。2015年2月下旬に2,000円も超えると、4月28日には年初来高値となる2,392円を記録しました。2015年8月17日現在、同社の株価は2,166円です。
さて、高度成長期以前から日本経済を支えてきた別の企業に、新生銀行があります。1952年に日本長期信用銀行として設立された同行は、ながらく「長銀」(ちょうぎん)という愛称で親しまれてきました。しかし、1998年10月、経営破綻した同行は日本政府により一時国有化されます。その後、米国の投資ファンドのもと再建を進め、2000年6月に「新生銀行」として再スタートを切りました。その後、2004年2月には東証1部への株式上場を果たします。新生銀行の近年の株価に注目すると、2012年の中ごろまでは1年以上もの間100円前後での推移を続けてきました。しかしその後、大きな上昇トレンドを迎えます。2013年2月には200円を超え、4月9日には293円、5月13日には295円といった高値を付け、300円にも迫る勢いを見せます。その後は約2年間、200円をやや下回る水準から250円程度の幅でほぼ横ばいに推移してきましたが、2015年に入ってからは再び上昇局面を迎えています。2015年8月5日には年初来高値となる291円を付けました。なお、8月17日現在の株価は278円です。